リドカインの麻酔成分の中には、血管拡張作用はありません。
時々、vpmaxスプレーを紹介しているWebサイト、HPなどを見ると、vpmaxスプレーの効果に「勃起力がアップする」と言うようなコメントを見かけます。
しかし、vpmaxスプレーは、もともと「リドカイン」という麻酔成分だけを含んだスプレーなので、勃起力を高める効果はありません。
vpmaxスプレーは、純粋にリドカインだけなので、「他の成分が含まれている」、と言うような紹介がある場合は、誤りだと思っていいです。
VPMAXスプレーは、メントール成分が含まれていますが、メントールにも勃起力を高める効果はありません。
他の麻酔成分を含んだ物質をよく調べてみると、血管を「弛緩」(ゆるくすること)作用を持つものもあるようです。
しかし、この弛緩作用が、勃起力に働くかはまた「別物」です。
血管を弛緩させて拡張させる働きを持つ麻酔成分として、管理人が調べた中では、次の二つがあげられます。
さらに詳しく調べれば、勃起力を高める働きを持つものもあるかもしれませんが、趣旨が異なるので、二つに絞りました。
・メビパカイン:局所麻酔用
勃起力の基本から考えてみると。
vpmaxスプレーは、早漏を防止するためのものなので、勃起力を高めること、血管拡張機能はないことは、何度も述べています。
ここで、もう少し考え方を広げると、確かに、vpmaxスプレーをスプレーし、リドカインが効いている間、神経が鈍くなっているということは、交感神経も鈍くなります。
この状態で血管は多少なりとも緊張状態では無くなっている、とも考えられます。
この時の作用で、「弛緩」があるかもしれませんが、「勃起力」を期待するだけの作用は、ほとんど無いと考えるのが妥当ですね。
勃起力を得るには、弛緩して、拡張した血管に多量の血液を流さなければなりません。
陰茎に多量の血液を流すには、視覚や接触からの刺激、サプリメントやバイアグラなどの薬、又はその他の刺激が必要になるはずです。
ですから、vpmaxスプレー自体に「勃起力をアップ」させる効果は「無く」、わずかにあったとしても、ほんの些細な副次的なものと考えていいと思います。